- 全身麻酔で親知らずを抜かないといけなくなった
- 何もかも初めてで不安すぎる
- 経験談が知りたい
こんなあなたに向けてレポを書きたいと思います!
何より僕も上記のような気持ちで「親知らず 全身麻酔 抜歯」とかで検索しまくっていました。
しかし出てくるのは歯医者さんが書いている記事ばかり…。
「体験談!」って書いてても歯科衛生士さんが病院のホームページのブログで書いていただけだったりして、まったく参考になりませんでした。
今回は実体験に基づいて実際どうだったのかを書いていきます!
Contents
そもそもなぜ抜いたのか?
歯なんて抜かなくていいなら抜きたくないですよね?!
なぜ抜くことにしたのか…理由は以下です。
- 上の親知らずが虫歯
- かつ外向きに生えていたので口の中を傷つけていた
- 下の親知らずは左右とも横向き、一部だけ見えている状態だった
- 下顎嚢胞が見つかった
かみ合わない親知らずには汚れが溜まりやすく、虫歯を繰り返すので抜いてしまったほうがいいとのこと。口の中の傷は自分じゃまったく気づかず、癌化してしまうこともあるんだとか。
下の一部見えている親知らずのスキマには毎回食べかすが溜まり、その都度ピックで掃除していました。
今はいいけどいずれ虫歯になったり、健康な奥歯まで虫歯になってしまったら…と考えると抜いておいた方がいいな!となりました。
決定的だったのは「下顎嚢胞」!
はじめは「病変がある」と言われてビビり散らかしました。
老廃物が溜まる袋状のものだそうでほとんどが良性。
術後の検査で無事「良性だった」と言われましたのでご安心を。
ほんとによかった!
下顎嚢胞はどんどん大きくなるらしく、放っておいてもいいことがなく、むしろ大きくなってからでは手術が大変とのこと。
「全身麻酔でとらなければいけないから、ついでに親知らずも3本抜いちゃおうか」と下顎嚢胞がきっかけでサラッと全身麻酔での抜歯が決定したのでした。
入院前検査って何するの?
全身麻酔となれば、いろいろと検査が必要になります。
僕が受けたものを載せておきますので参考にしてください。
- 血液検査
- 心電図
- 尿検査
- 肺機能検査
- CT検査
親知らず抜歯2泊3日の入院レポ
1日目(入院当日)
AM10:00入院。
途中、診察と麻酔科の先生の説明がありましたがその他は何もなし。
病院のご飯に舌鼓を打つ。
暇だから読書、「限りある時間の使い方」。
緊張して内容全然入ってこない。
普段血圧高くても120台ちょいなのに、ずっと140台をたたき出す。笑
夜も全然眠れず。
2日目(手術日)
結局一睡もできず朝になる。
AMは手術用の点滴を入れてひたすら待機。
死ぬほど長く感じた。
点滴がなぜか手の甲に入れられる。
針が太目なので結構痛い。
予定が早まり11時ごろに手術室へ。
緊張してあまり覚えていないが、自分で点滴台を転がしながら歩いて手術室へ向かう。
予定が早まったので慌てて家を出てきた妻とドア越しに一瞬顔を合わせる。
そしていざ手術台へ!酸素マスクを付けられた後「じゃあ麻酔いれますねー」と。
麻酔が入った瞬間から脈が上がって少し苦しい感じ…と思ったら5秒くらいで寝てて、次目覚めた時には「終わりましたよー」と。
うたた寝から覚めたみたいな感じ。
両方の鼻からチューブが入っているので息が出来ない。
チューブを抜いてもらうと楽になった。
全身麻酔が決まった瞬間から不安で仕方なかった吐き気は特になく、夜まで寝たり起きたり。
ぼーっとする感じが続いていた。
トイレは一回だけ看護師さんに付き添ってもらってあとは一人で行くことができた。
晩御飯はおかゆで、おかずが小さめに切ってある普通の鶏肉だった。
食べれるわけないやん(ここは病院によって違うのかな)。
あと、えらいのどに鼻水垂れてくるなと思ったら、吐き出してみると鮮血が混じってる(これ1週間くらい続いてほんと焦った)。
痛みやらなんやらであまり眠れなかった。多分。
途中痛み止めを看護師さんにお願いしてもらった。
3日目(退院日)
今日が退院の日。
そんな不安をよそに着々と退院の段取りが進む。
最後に先生の診察があり、父に迎えに来てもらって退院!
全身麻酔あとの体調は人によりけりですが、僕はとても一人で運転して帰れる感じではなかったし、何ならもう一泊入院すればよかった。
翌日から仕事の予定でしたが、ご飯はおかゆとかゼリーとかしか食べれないし、なによりふらふらしていたのでお休みしました。
抜いてもらった歯は一応もらいましたが、どうすることもなく後日処分しました。
退院後の経過
退院後も2~3回通院しました。
理由としては、
- 痛み止めを1日3回、1週間飲んでいたので痛み止め処方と診察を受けるため。
- 傷の治りが遅く経過を診てもらうため。
- 歯茎を切開縫合していたが、大きな穴が出来ており、そこを掃除してもらうため。
とにかく痛み止めが手放せなかったのと、普通の食事が怖くてできなかったのがつらかった。
勇気を出して普通の食事を再開してからは、傷の回復も進むようになった感覚がしたので、これから抜く方はできるだけ早く勇気をだして普通の食事をすることを強くおすすめします。
あと、抜歯後に大きな穴があいてしまうと食べかすがかなり気になります!
口臭だけでなく、傷の治りにも影響するのでケアしておくことが大切です。
先生や衛生士さんからは「強めに口をゆすぐしかないですね」といわれましたが、そんなんじゃとれない!!笑
僕はコレをつかいました!
これから抜歯するあなたへ
抜歯した身からすると、やはり「まっすぐ生えていないのなら抜歯しておくのがオススメ」です。
これから親知らずのことは考えなくて良くなるという精神的な良い影響もありますし、歯磨きがラクになるというメリットもあります。
年を重ねるごとに親知らずは固く抜きづらくなり、術後の傷が癒えるのも時間がかかるようになりますので、やはり早いに越したことはありません。
もし聞きたいことなどあればお気軽にコメントください!
僕の経験のなかでお伝えできることはできるだけお答えします!
今回の内容が少しでも参考になればうれしいです!